歯を抜かない治療

 

先日、目黒歯科医師会の集まりで歯の保存にこだわっている先生の講演を聞いてきました。

岡口守雄先生です。

 

岡口先生は一般的には抜歯してしまうような歯も、

マイクロスコープという顕微鏡を使用して、精密治療を行い、

保存する事に成功していました。

 

人格的にもとても素晴らしい方でした。

講演終了後の懇親会では、１時間近く質問していたにも関わらず

丁寧に、そして真剣に答えてくださいました。

 

 

 

 

自分が知らない便利な機材や

以前から購入、使用していた器具のより良い使い方を学びました。

 

 

また何より、“歯を残す”可能性の幅を広げられました。

 

ただし、残すことのリスクや今後起こりうる可能性を把握してもらうこともとても重要です。

 

 

 

 

岡口先生の患者さんと同じように困った患者さんが来院された時に、

しっかりと対応できるように日々研鑽を積み、準備します。

 

 

 

・・・細かい内容については少し難しいのですが

簡単にいうと

 

神経を残すこと

そのために気をつけながら虫歯を削ること

 

また

縦に割れている歯＝即抜歯ではない、ということ

 

です。

咬合力、欠損のバランス、残存歯質など、リスクはその人によってすごく様々です。

もし悩まれている方は、一度ご相談を。