大田区で歯周病の治療を受けるなら（再生適応症）

 

 

今日はどんな歯周病を治せるかについてお話します

 

 

骨は元に戻せる、と前回お伝えしましたが、それには限界があります

その限界とはどこかというと・・・

 

 

上の写真をみてください

 

歯茎を骨から剥がした状態です

 

歯の外側には骨があり、そこが陥没していることがわかります

（ちょっと分かりにくいかもしれませんが）

 

 

この骨の吸収、それが歯周病なんです

 

 

もし、自分が小さくなって、その陥没した部分に入り、歯に背を向けたとします

そうすると、何が、どんな風に見えるでしょうか？

 

 

周りは、骨だらけ、というか骨が壁のように見えそうですよね？

こんな風に

 

 

 

 

これは富山にある雪の壁だそうです

 

 

さて本題に戻ります、どこまで再生するか、

ズバリ、この壁の高さまで、です

 

今の所、この壁の上まで再生できたと証明できた人は

世界で一人もいません

 

 

ですので、例えば８０代の方の骨を、２０代の状態まで再生してくれ、

と言われてできるかどうかは、

年齢の問題ではなく、

骨の壁の問題なのです

 

 

ちなみに、壁の高さが低くなることを水平的骨吸収

壁の高さは変わらないが、陥没が深くなることを垂直的骨吸収と呼んでいます

 

 

どのような歯、骨の状態が“再生のポテンシャル”を持っているか、分かって頂けたでしょうか？

 

 

ちなみに、これは初診時だけの診断では分かりません

歯周基本治療に関しては、また次回にお話します